フモフモさんといっしょ

作詞をしていたエリート・ロックさんでしたが、ゴンという音が聞こえて振り返ったら、頭をおさえてうめいていました。


エリート・ロックさん、大丈夫だフモ？

頭をどうしたフモ？

今の音は何だったフモ？

う〜、イタタタ・・・。落としたペンを拾って立ち上がろうとした時、テーブルの角に頭をぶつけたんだフモ〜。

ヒャ〜。痛そうだフモ。


頭をテーブルの角にぶつけたの？
大丈夫？怪我してない？


ん〜、どれどれ。
あ、ちょっと傷があるフモ。

あっ、そこ、触ると痛いフモ！

ええっ、怪我をしているフモ？

すぐに手当てをした方がいいフモ。

お薬箱持ってくるフモ〜。


怪我をしているのなら消毒して、お薬塗っておいた方がいいね。
全部救急箱に入っていると思うけど、けろーにょさんたち、自分たちでできる？


はい、お薬箱を持ってきたフモ。

え〜っと。まずはこれで消毒するんだフモ？

そのあと、傷薬を塗った方がいいフモ。

ホータイは巻かなくてもいいフモ？

大したことはないから、大げさにしないで欲しいフモ〜。


あはは。任せていたら、ミイラ男みたいにされそうだね。
包帯を巻くほどじゃないけど、お薬でベタベタするだろうし、ちょっとガーゼか何かで保護してあげた方がいいかな。


ガーゼを傷の形に合わせて切って・・・周りをテープで止めておくフモ。

ありがとうだフモ〜。

あれっ？誰かに似ている気がするフモ。

頭に丸くて白いお皿・・・かぱさんだフモ！

ププッ。背中に甲羅がありそうだフモ。


プッ。そう言われてみれば・・・。
やだぁ〜、その頭、もうかぱさんにしか見えなくなってきたよ。