フモフモさんといっしょ

エリート・ロックさんのところに、ちょっと心配な電話がかかってきました。


はい、エリート・ロックだフモ。
あ〜、昨日はお世話になったフモ。
えっ？いや、会っていないフモ。
どうかしたんだフモ？

誰からの電話だフモ？

昨日って言っていたから、ラジオ局のスタッフさんじゃないフモ？

何かあったみたいだフモ。


昨日ラジオ収録に出かけていたから、多分そこの関係者からだろうけど・・・何の電話かしら。


エリート・ロックさん、何かあったフモ？

昨日、ラジオ収録に行った時、お礼の品を渡すのを忘れたらしいんだフモ。
すぐに気がついて、入ったばかりのスタッフさんが後を追いかけてくれたらしいんだけど、そのスタッフさんが帰ってこないって言うんだフモ。

帰りに追いかけてきたスタッフさんなんていなかったフモ。


ええっ？会っていないと言うことは、そのスタッフさんはそのままいなくなったの？
まさか、途中で事故にあったわけじゃないよね？
ピンポーン。あら？誰かしら。


エリート・ロックさんとかみなりぐもさんのお宅はこちらで・・・あ〜、よかったフモ。やっと追いついたフモ〜。
渡したいものがあったんだフモ。

あ、それはわざわざどうも・・・。

やっと追いついた・・・？

もしかしたら、さっき言っていたスタッフさんだフモ？


やっと追いついたって・・・同じ市内なのに、どうしてこんなに時間がかかったのかしら。
姿を見失って、夜通し探してくれたのかな。


あの〜、昨日、後を追いかけてくれたそうだけど、途中で道に迷っていたフモ？

いえ、家の場所はわかっていたフモ〜。
でも、１日に２０時間は寝ないといけないし、木にぶらさがらないと落ち着かないから、大変だったんだフモ。

えっ？じゃあ、途中で寝ていたフモ？

それで時間がかかったんだフモ〜。


はぁぁ〜、ずいぶんとスローペースなフモフモさんなのね。とにかく無事でよかった。
心配していたラジオ局のスタッフさんに連絡してあげなくちゃ。