フモフモさんといっしょ

今日は、けろーにょさんたちに、絵本を読んであげました。
夏らしく「のっぺらぼう」のお話です。



フモッ、フモッ。
そんなの見たことないフモ～。

のっぺらぼうなんて、絶対いるわけないフモ～。

もしいたって、怖くないフモ～。


おーっ。言ったわねー。
じゃあ、今晩肝試しをしましょうよ。

ふふっ。エリート・ロックさんに協力してもらって、けろーにょさんたちをびっくりさせちゃおうっと。

－　夜　－

さぁ、この真っ暗な道を１フモずつ歩いて行ってね。
つきあたりにエリート・ロックさんが立っているから、そこがゴールよ。
でも、途中にのっぺらぼうがいるかもしれないから、気をつけてねー。



ふ、ふん。
怖くなんかないフモッ。
まっすぐ、まっすぐ．．．。

あ、エリート・ロックさんがいたフモ～。
よかったフモ～。
やっぱり、のっぺらぼうなんていなかったフモ～。


声をかけられて、エリート・ロックさんが振り向きます。



フ～～～モ～～～。　



フ．．．フモーッ！！！


あ、ハートポシェットさんがすごい勢いで走り出しちゃった。
どこへ行くのー！
危ないから、急いで懐中電灯をつけなくちゃ。



のっぺらが出たフモ～。
のっぺらがぁ～。



ジタバタジタバタ．．．。


わわっ。大変！ハートポシェットさんが、頭から垣根に突っ込んでる！
ねぇ、大丈夫？大丈夫？おどかしてごめんねー。