フモフモさんといっしょ

前回のお話の続きです。
鏡開きの日、みんなでおやつにぜんざいを食べました。


ごちそうさまだフモ～。

おいしかったフモ。

全部きれいに食べちゃったフモ。

じゃあ、お片づけするフモ。

ねぇ、かみなりぐもさん、さっきはどうして鏡とお話していたフモ？


えっ？かみなりぐもさん、鏡とお話していたの？
大丈夫？熱でもあるんじゃ．．．？


鏡に向って、笑顔の練習をしていただけだフモ。

笑顔の練習？

どうやらモテる条件は笑顔が爽やかなことだって、雑誌で読んだらしいフモ。

ププッ、それで練習していたフモ？


あぁ、なるほどね。鏡を見ながら、爽やかに笑顔で話をする練習をしていたわけね。


でも、爽やかなかみなりぐもさんなんて、想像ができないフモ。

いつも変な笑い方をするフモ？

かなり特訓しないとダメだフモ。

全部聞こえているフモーッ。

．．．プッ。みんな容赦ないフモ。


ん～、まぁ確かにいつも「んふふっ」って変な笑い方をしているからなぁ。
かみなりぐもさんの野望を実現させるためには、かなりの練習が必要かも。


ほ～ら、かみなりぐもさん、ほっぺをビヨ～ン。

あっ、何をするフモ！

おや～っ？笑顔はどうしたフモ？

何があっても爽やかな笑顔でいられるよう、練習するフモ。

頑張るフモ～。


あ～ぁ、エリート・ロックさんまでが一緒になって面白がっちゃって。
かみなりぐもさん、頑張れ～。